昨年、お嬢さんが参加されて、苦労しながらも完走されたとのことでした。
その結果、色々なことに自信が持てるようになった、子供の持つ可能性はしっかりしたサポートがあれば
伸ばすことが出来るんだと言うことでした。
その事について種々考えました。
今、まず夫婦という関係を考えたとき、「夫婦とは男女二人で造り上げていくもの」という自覚が無いように
感じます。自然に出来るものではなく努力して築き上げるものではないか、と思います。
その為には、よく話し合いお互いを理解する努力をする、耳の痛い言葉であっても謙虚に受け止めること
が必要だと感じます。
次に、親になるのですが、これまた始めての経験ですから「どうしたらよいものやら」皆目分からずオタオタ。
子供の成長と一緒に少しずつ「親」になって行くのではないでしょうか?
その中で、子供の持つ無眼の可能性を見つけ・伸ばして行くのが親の重要な仕事なのでは。
心からの愛情を込め、大きく見守って行けば子供達も伸び伸びと成長するのでしょう。
2006年12月2日(土)
使用済みの天ぷら油から、バイオディーゼル燃料(BDF)を作る実験を行いました。
実験の準備、ご指導は千葉科学大学の大高先生と奥様にやっていただきました。
メカニックとして、波崎高校の安藤先生にも立ち会っていただきました。
使用済み食用油に水酸化ナトリウムとメタノールを混ぜ、60℃で1時間反応させます。
待ち時間を使って、プロジェクターでどのような化学反応でBDFができるのか、また、地球温暖化の問題をわかりやすく解説していただきました。
反応の終わったBDFは、一昼夜水を除くための過程が必要ですが、時間の関係でそこは省略し、あらかじめ作っておいていただいたものを使って、実際にディーゼルエンジンを動かす実験しました。
子供達の期待をうけ、コンバインはセル一発で始動。喜びの声が上がりました。
排気ガスは軽油の臭いではなく、鉄板でてんぷら油を熱したにおいがしました。おなかがすいたと言っていた人もいました。
20006年10月14日(土)
菜の花の苗を空き地に植えました。約50mにわたり、4列に植えました。播種量が多いポットは、ふたつに割って植えました。しるしのついた糸を引いて植えましたが、子供達にはまっすぐに、等間隔に植えることがなかなか難しかったようです。
ふざける子供もなく、みんな一生懸命作業をしていました。
晴天が続いたので、砂はからからでした。定植後、動力散布機を使って水をかけました。
この後、小西さんや土合西区の皆さんが土合西区コミュニティーセンターへ、石川さんが2ヶ所の畑に定植、播種を行い、菜の花活動にご協力いただきました。
未来研では植え付けに先立ち、植え付け場所の除草、施肥、耕耘など、植え付け準備も手伝いました。また、植え付け後の管理も引き受け、晴天が続いたため、動力散布機での散水は計4回にもなりました。
2006年9月30日(土)
植松小学校と矢田部小学校のハッピーサタデー、菜の花を題材にした学習の初日です。
まず、今心配されている地球温暖化などの環境問題やエネルギー問題について簡単に解説し、これから行う活動の意義を子供達に説明しました。
その後、土合西区コミュニティーセンターをお借りし、菜の花のタネをポットにまきました。1ポットにタネを5粒くらいまくように指導しましたが、かなりテキトウで、予想通り、発芽後、カイワレ大根のようなポットがいっぱいありました。子供達は楽しそうに種まきをしていました。
播種後、たっぷりと水をかけ、乾燥防止のため新聞紙をかけました。
参加した子供達は約30人。未来研の他、子供会や地域の方など、10名ほどのボランティアの方がご協力していました。
発芽後、雨がなかったり、台風崩れの暴風にさらされたりしましたが、小西さんや吉越さんが面倒を見てくれたおかげで、しっかりとした苗ができました。
当然、1日では歩けません。 2泊3日を掛けて歩き、宿泊は学校です。
この行程の中には辛いこと、苦しいことが沢山あります。一歩ずつ前に進むことで何が見えるようになるのか?
普段、車社会にいる子供達。「あっ」という間に着く距離を自分の足で進むことがどれだけ大変か・・・。
このような体験を通して、思いやり、支え合い、助け合いながら「決めたことを達成する」強い心を育んで行こうとしています。
今年は、8月3日(金)に波崎・手子后神社を出発し太田小学校泊。
4日(土) 太田小からゼロワンの郷を経由息栖小泊。
5日(日) 息栖小から鹿嶋神宮まで歩き解散。 と言う予定です。
未来研では、ゼロワンの郷「いきいきファーム」で子供達と楽しく過ごす準備をして迎えたいと考えています。
野菜の収穫を一緒に出来たら。 そして、一緒に料理をして食べたら。
子供達が楽しく過ごせるよう、精一杯のもてなしをしたいと思います。